料理家で管理栄養士の小山浩子さん

火にかけた牛乳に米酢を混ぜて分離させ、カッテージチーズとミルク酢(乳清)を作る参加者たち=佐賀市の西九州大学短期大学部

 牛乳を使った減塩の和食「乳和食」を広く知ってもらおうと、県栄養士会は3日、佐賀市の西九州大短期大学部で研修会を開いた。管理栄養士の資格を持つ料理家の小山浩子さんが講師となり、県内の栄養士や同大の学生など30人が調理実習や講習会を通して乳和食を学んだ。

 乳和食は、だし汁などの代わりに牛乳を使って塩分を減らし、カルシウムなどの栄養素を補う調理法。介護食や退院後の食事、糖尿病の治療食としても有効という。

 小山さんは塩分摂取量の目安や、10代でカルシウム不足が増えている傾向などを説明。改善策として、半分のたれに小さじ2杯の牛乳を混ぜるだけでできる納豆の調理法を紹介し、「1日1品でもいいので減塩の食事を続けることが大事」と話した。

 調理実習では、牛乳でみそを溶かしたみそ汁や、かぼちゃのミルクそぼろ煮など7品を調理した。初めて乳和食を作ったという同大食物栄養学科2年の森園優羽さん(19)は「思ったより簡単でおいしい。家族はあまり牛乳を飲まないので試してみたい」と話した。

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