七夕コシヒカリのカレーライスをほおばる白石中の生徒=白石町の白石中

白石町の田島健一町長(右)に本年産の七夕コシヒカリを手渡すJAさが白石地区特別栽培米部会の小野正博部会長(左)=白石町役場

 白石町内の小中学校全11校で4日、給食に町内特産の早期米「七夕コシヒカリ」が提供された。子どもたちにふるさとの自慢の味と農業の大切さを知ってもらおうと、JAさが白石地区が寄贈したもので、子どもたちは「おいしい」と笑顔で平らげた。

 同町には小学校8校、中学校3校があり、給食で提供される米飯は全て同町の学校給食センターで炊かれる。白石中ではカレーライスとして提供され、田中雄大さん(15)は「もちもちして普段のご飯と食感が違うし、甘い」と笑みをこぼした。

 これに先立つ1日、町役場であった贈呈式では、同地区の江島保昌常務理事や特別栽培米部会の小野正博部会長らが、田島健一町長に七夕コシヒカリ180キロを寄贈した。江島常務理事は「県内で最初の早期米を食べ、子どもたちに白石の良さと農業の大切さを感じてほしい」と伝え、田島町長も「子どもたちが将来、町外へ行っても、あのご飯はおいしかったと(記憶に)残るようにしたい」と謝辞を述べた。

 七夕コシヒカリは2月にビニールハウスで苗を作り、旧暦の七夕である8月7日前後に収穫することで付加価値を高めようと、1990年に同地区で栽培が始まった。コシヒカリ特有の強い粘りと甘みが特徴で、本年度は同地区の特別栽培米部会員約460人が生産し、関西や関東を中心に851トンを出荷する。県内のAコープなどでも購入できる。

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