障害者が安心して暮らすことのできる地域社会について議論した教育と福祉研修大会=吉野ヶ里町のきらら館

 知的障害者の教育と福祉を考える研修大会が13日、吉野ケ里町の東脊振健康福祉センターきらら館で開かれた。障害児の親や学校関係者、民生委員ら約100人が参加し、障害者が地域で安心して暮らすために望ましい支援や課題点を議論した。

 三神地区手をつなぐ育成会が主催。異なる立場の6、7人がテーブルを囲み、福祉サービスへの質問や、共生社会に向けた提案を出し合った。

 グループごとの発表では、障害児の親が病気になった際の手だてや卒業後の就労先への心配が目立った。プライバシー保護のため、民生委員が「地区の障害者の情報にアクセスできない」と話すなど連携の難しさも浮かび上がった。障害者が気軽に行ける「子ども食堂のような場所があれば」という提案もあった。

 司会した鳥栖市手をつなぐ会の牧崎茂会長は「行政サービスの情報が当事者に届かなかったり、学校現場でも適切な進路指導を手探りする現状がうかがえた」と総括した。

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