水陸機動団が運用する水陸両用車に対応する新整備工場=神埼郡吉野ヶ里町の目達原駐屯地

 神埼郡吉野ケ里町の陸上自衛隊目達原駐屯地で4日、水陸両用車などの点検や修理をする新整備工場の落成式があった。隊員ら150人が出席し、九州補給処の小瀬幹雄処長が「安全保障環境は厳しさを増している。装備の稼働率を維持し、作戦の基盤を整えていく」と述べた。

 老朽化した現工場の機能を集約し新設した。水陸両用車に加え、10式戦車や16式機動戦闘車の整備も可能になる。暗視装置の点検整備や被服、野外炊飯機材の製作・修繕も担う。

 式典では小瀬処長や、OBらでつくる目達原会、鳩友会の会長がテープカットをした。隣接する神埼市、上峰町の首長も出席し、多良正裕吉野ケ里町長が代表で「駐屯地の重要性を再認識させられた。町として隊員をしっかりと支えていきたい」とあいさつした。

 水陸両用車は、来年3月に長崎県佐世保市の相浦駐屯地に発足する水陸機動団が運用する。国が佐賀空港への配備を目指している新型輸送機オスプレイと同様に、離島奪還作戦を担うとしている。

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