佐賀県の落合裕二政策部長にとりまとめた論点整理を手渡す柳川市の成松宏副市長(右)=佐賀県庁

 佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画で、柳川市は4日、計画に対する論点整理を佐賀県と九州防衛局に提出した。オーストラリア沖での米軍機墜落や大分空港への緊急着陸など度重なるトラブルを挙げて「機体の安全性への不安が払拭(ふっしょく)できない」と強調した。

 11項目のうち「オスプレイの安全性」「騒音の生活環境への影響」「観光都市としての発展への影響」の3項目で「懸念の払拭ができていない」としている。

 佐賀県庁には成松宏副市長ら4人が訪れ、落合裕二政策部長に手渡した。成松副市長は、1カ月間の意見公募は8月7日締め切りで38件の意見が寄せられたが、5日のオーストラリア沖の事故以降の意見が20件に上ったことを挙げながら「いかに市民が不安視しているかが分かる」などと指摘した。

 落合部長は「(安全性の問題は)県として防衛省からの要請を判断していくには避けて通れない。事故や緊急着陸などの原因や、それを踏まえた安全性に関する説明を防衛省に求めていきたい」などと答えた。

=オスプレイ配備の先に=

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