元朝日新聞記者で従軍慰安婦報道に携わった植村隆氏の長女(19)が、ツイッターに写真を掲載され「反日」と中傷されたとして、投稿者の男性に損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は3日、請求通り170万円の支払いを命じた。

 朝倉佳秀裁判長は「原告の父が仕事上した行為への反感から、未成年の娘に対する人格攻撃をした。悪質で違法性が高く、当時17歳の高校生だった原告の恐怖や不安は耐え難い」と指摘した。判決後に記者会見した原告代理人の斎藤悠貴弁護士は「ネット上の権利侵害で認められた慰謝料としては高額と思っている」と評価した。

 判決によると、男性は2014年9月8日、長女の名前、高校名と学年、植村氏の娘であることを明記した上で「反日捏造(ねつぞう)工作員の父親に育てられた超反日サラブレッド」などとツイートし、長女の写真も投稿した。【共同】

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