中継ポイントの休憩で活用できる段ボールベッドを組み立てる施設の関係者=武雄市の白岩体育館

 武雄市の白岩体育館では、福祉施設の人たちが避難する際に、休憩や食事を取る「中継ポイント」を運営する初の訓練があった。介護老人保健施設の関係者らが、段ボールベッドを組み立て、介護食を作って試食した。

 県介護老人保健施設協会が「高齢者の避難には中継所が必要」と訓練を要請した。33施設の74人と、施設の車の運転役を務める自衛隊OBの「退友会」7人が参加した。

 段ボールベッドの組み立てはほとんどが初めて。15分程度で完成させ、実際に寝て「柔らかさ」や囲いによるプライバシーを実感した。梅がゆを作り、キーマカレーなどのソフト食やミキサー食も試食した。

 伊万里市の施設職員は「ソフト食の備蓄の必要性を感じた」。協会の傍示(かたみ)康久事務局長は「受け入れ態勢や費用負担など、解消すべき課題はまだ多い」と話した。

=原子力総合防災訓練=

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