自転車で旅して回った国々の写真を紹介、出会いなどを振り返る西野さん=佐賀市立図書館

自転車で旅して回った国々の写真を紹介、出会いなどを振り返る西野さん=佐賀市立図書館

 国際理解を深める「ユニセフのつどい」(県ユニセフ協会主催)が24日、佐賀市立図書館であった。世界一周を目指して北南米や欧州、アフリカを自転車で旅してきた佐賀大学OBの西野旅峰(りょお)さんが講演。旅を通じて得た出会いや経験を振り返り、「まずは勇気を出して夢実現のスタートに立って」と語った。

 テレビのない家庭で、アマゾンや世界の民族の写真集など多くの本に囲まれて育った西野さん。中学時代から「こんな場所に行ってみたい」と思っていたが、「何かあったら怖い」と実行に移せないでいたという。

 大学在学中に九州一周の旅に踏み切ったことで、「旅を通して、自分がいかに小さかったかを知った。一歩踏み出せば前に進めた」。それが、南米大陸や欧州、アフリカを旅するきっかけになった。

 写真とともに、現地の人々の暮らしぶりなども紹介し、「ブラジルで出会った家族は貧しくても楽しそうに暮らしている。一方、豊かなはずの日本では自殺が多い。もっと生き方の選択肢があることを伝えていきたい」といい、「自分ができる範囲で、自分の頭で世界がよくなることを考えてほしい」と力を込めた。

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