倒壊した想定の建物から負傷者を救出する訓練をする参加者ら=佐賀市の市立大和勤労者体育センター

佐賀市 大規模災害を想定した佐賀市総合防災訓練が24日、佐賀市大和町の佐賀市立大和勤労者体育センター一帯で開かれた。市民の防災意識を高める目的で、近隣の町民や消防など約千人が参加し、土砂災害などに備える救出訓練や避難経路などを確認した。

 訓練は早朝に佐賀平野で震度7の地震が発生し、山間部で土砂災害の危険性があるという想定で行われた。避難勧告を受けて、自治会がそれぞれ体育センターに避難し、妻と孫で参加した友納政弘さん(63)は、「小さい子どもを連れて避難する大変さがわかった。防災について考える契機になった」と話した。

 消防による倒壊した建物から負傷者を救出する模擬訓練や、被災状況を上空から確認する小型無人機「ドローン」の飛行、毛布や新聞紙を使った応急救護の指導もあった。

 市総合防災訓練は阪神大震災を受けて、1995年から毎年開催している。(諸岡佳紀)

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