呼子大綱引の歴史について学ぶ呼子小の児童たち=唐津市呼子町の呼子大綱引会館

 港町として栄えた唐津市呼子町について学ぶ催しが7月29日に開かれた。呼子小の児童14人が町中心部を散策しながら、古くから船や漁の道具を販売してきた店舗、船員らが利用した銭湯だった建物、日本三大朝市として知られる「呼子の朝市」などで地元の人の説明を聞き、歴史や文化、海とのつながりについて学んだ。

 子どもたちは、呼子大綱引が約420年前の豊臣秀吉の「文禄・慶長の役」に由来することや、鯨組主中尾家屋敷では、当時の鯨組が体長18メートル、重さ50トン以上のセミクジラを小川島沖で捕まえていたことも学んだ。川崎翔空(そら)君(12)は「捕鯨に関することや、中尾家屋敷が県の重要文化財に指定されていることが印象に残った。朝市が埋め立てられた場所につくられたことも初めて知った」と話していた。

 催しは日本財団「海と日本プロジェクト」の助成を受けて行う「唐津市海の日サポートプログラム」の一つで、本年度初めて開かれた。

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