内戦で多くの人が傷ついたシエラレオネを旅し「戦争はこりごり、笑って過ごそうという空気を感じた」と語る西野旅峰さん=西有田中

  佐賀大OBで、在学中から自転車で世界各地の旅を続ける西野旅峰さん(35)=山口県在住=の講演会が9日、西有田中(下平博明校長)であった。戦いの傷跡が残る国々で考えたこと語り「夢を持ち、どうしたら平和な世界を実現できるか、考え続けることが大切」と語り掛けた。

 西野さんはナチス・ドイツのアウシュビッツ強制収容所跡にある犬とたわむれる青年将校の写真を示し「人間はスイッチが入ると残虐なことができるようになることを自覚してほしい」と訴えた。また、内戦で傷ついた人やシンナーで空腹を紛らす兄弟との出会いを紹介。「恵まれた日本に住む以上、命を輝かせる努力が大切」と話した。

 大学卒業後、旅費を貯めるため、水道もガスもない生活を続けたことを「夢を持ったから毎日楽しく過ごせた」と振り返り「一生は一度きり。思い切って挑戦して」と呼び掛けた。

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