唐津市議会の新庁舎建設特別委員会が10日開かれた。3度目となる設計業者選定が共同企業体1者で進み、その代表企業が設計の前段となる基本計画策定業務を予定価格の1%で落札していた梓設計九州支社(福岡市)であることから、議員たちから質問が続き、執行部に説明責任を果たすように求める声が上がった。

 「基本計画を請け負った企業だけが知り得る情報はあるのか」との問いに、櫻庭佳輝総務部長は「それはないと思う」としつつ、「唐津市を詳しく知り得る立場にはあったと思う」とも答えた。市は選定に参加表明した業者に基本計画に関わる資料を配布するようにしていた。

 業者選定では、梓設計が基本計画策定業務を1%で落札したことで、同業他社が参加を見送ったとみられている。最低制限価格を設定しなかった理由を「基本計画は建設工事などとは内容が違う。また大半が人件費でもある」とし、4月からは改めたと説明した。

 市民団体が特別委に計画の再検証を要求しており、議員が「市民は今回の業者選定の流れに疑問を持っている。きっちり市民に説明すべき」と指摘、櫻庭部長は「検討していきたい」と述べた。

 近く設計業者の選定結果が公開される。

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