「第20回PIARAピアノコンクール全国大会」ジュニア部門でグランプリに輝いた川﨑百花さん=白石町の藤沢ムジークアカデミー

■ソロで初、驚きと感激

 白石小6年の川崎百花さん(11)=白石町=が7月22日、静岡県であった「第20回PIARAピアノコンクール全国大会」のジュニア部門で初のグランプリに輝いた。ほぼ毎日通った教室で、演奏技術だけでなく感性も磨いて挑み栄冠をつかんだ。川崎さんは「信じられなかった」と受賞の喜びを語る。

 大会は、幼児からシニアまで414組が出場。川崎さんは小学校高学年(昨年予選当時)ソロの部で70人と競い、1位になった。さらに低学年と中学年も含むジュニア全体から選ばれるグランプリにも輝いた。

 川崎さんは、3年前に同大会で小学校高学年の1位になった兄の影響もあり、白石町内の音楽教室「藤沢ムジークアカデミー」に4歳から通い始めた。「弾けるだけでなく、芸術性を高める」という教室の方針のもと、指導する藤沢眞理子さんと曲のイメージを話し合ったり、五感で音楽を感じるために歌いながら弾くといった練習も重ねた。

 大会ではメンデルスゾーンの無言歌集より「失われた幸福」と、デュセックのソナチネト長調第2楽章を演奏。「練習通りにできて自信はあったけど、グランプリとは思わなかった」と話す。小学2年の時にデュオで低学年の1位は経験していたものの、ソロのグランプリに「うれしさが違う」と感激する。

 教室では後輩たちの練習を見る「助手」も務める川崎さん。「将来は作詞作曲家になりたい」と夢を描く。

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