就任会見であいさつするJA全中の金原壽秀副会長(左)。隣は新会長の中家徹氏=東京・丸の内のパレスホテル東京

 JAグループの頂点に立つ全国農業協同組合中央会(JA全中)は10日、都内で臨時総会を開き、副会長にJA佐賀中央会の金原壽秀(としひで)会長(67)=杵島郡江北町=を選出した。佐賀県出身の副会長は初めて。金原氏は「会長が進める農協改革をサポートしていきたい」と抱負を語った。

 金原氏は就任会見で、安倍政権が主導した農協改革により、任期中の2019年9月末までにJA全中が一般社団法人化し、地域農協への監督権限をなくすことに触れ、「組合員、会員の期待に応えることができなければ、全中はどこに飛んでいくか分からない」と危機感を示し、必要とされる組織への改革の重要性を訴えた。

 金原氏はJAさがの理事や常務理事を経て14年から組合長を1期務め、6月にJA佐賀中央会の会長に就任した。中央会前会長の中野吉實氏(69)は11年から今年7月まで2期6年、全国農業協同組合連合会(JA全農)の会長を務めた。佐賀の中央会トップが2代続けて全国組織の要職を務める。

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