定例議会の一般質問は15日、3人が電柱の地中化や北部地区住民検診について質問した。

 【電柱の地中化】玄海町に30キロ以上ある避難道路について、災害時に電柱が倒れると避難できなくなったり緊急車両が通れなくなったりする恐れがあり、議員が電柱地中化の検討について尋ねた。岸本英雄町長は「破線や断線部分を特定しづらく、復旧に時間がかかるなどデメリットもある。コスト面や周辺地域への影響を踏まえて慎重に考えたい」と述べるにとどめた。

 【北部地区住民検診】町が九州電力玄海原発周辺の地域住民へ実施した「北部地区住民検診」について、議員がその後の研究成果報告を医師会に求めるべきだとただした。岸本町長は「検診結果は医師会が今後の地域医療を進める上で活用するもの」との認識を示した上で「研究結果を医師でない職員が見ても活用は難しく、町が報告を求めるという発想はなかった。関係課と協議して催促するか判断したい」と答えた。

 【問題意識月間】町が抱える課題について、職員から意見を募集する期間を定期的に設けたり、若手の人材育成の場を設けてはどうかと議員が提案。岸本町長は「課題への改善策を考えて実行し、住民サービスの向上が職員の責務。若手のスキル向上も望める。幹部が参加する会議に合わせて意見を募集する仕組みを考えたい」と話し、主査や主事による会議も立ち上げ、組織全体で問題意識を共有する方針を示した。

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