鹿島市民図書館が開館してから15年間、子どもたちに読み聞かせを行ってきた真貝節子さん(右)=鹿島市の同図書館

■鹿島市図書館「おはなし会」の真貝さん

 「読み聞かせは楽しみの一つ」。鹿島市民図書館が開館して15年間、同市の真貝節子さん(78)は図書館の「おはなし会」でボランティアとして読み聞かせを続けている。「子どもたちが本を好きになってくれればうれしい」と期待を込め、本の素晴らしさを伝えている。

 「子どものころ、学校の先生から本を読んでもらうことが好きだった」という真貝さん。2001年に図書館ができたことを契機に「自分にも何かできないだろうか」と読み聞かせのボランティアを提案してスタートした。読書が好きで「子どもたちの反応を見ながら、喜んでくれるとうれしい」と醍醐味(だいごみ)を口にする。

 本を選ぶときに気に掛けていることは「自分が楽しいと思えて、面白いと感じる本を選ぶこと」という。「小さい子どもたちと触れ合うことが楽しみの一つ。『嫌だなぁ』と思ったことは一度もない」と胸を張り、5月には図書館から表彰を受けた。

 真貝さんは今でも月に10冊以上を読んでいるといい、「(開館)20周年まで頑張る。83歳になるけれど、そこまで続けられたら」とはにかむ。これからも大好きな本を片手に、子どもたちに笑顔の輪を広げていくつもりだ。

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