クラゲ漁から戻って計量する中島作好さん=鹿島市浜北船津

 ビゼンクラゲは、5年前から有明海で大量発生するようになったという。中国人のバイヤーが買い付けるようになり、4年前からはクラゲ狙いで多くの漁船が出漁するようになった。

 最初のころはすくって捕っていたが、徐々に網に切り替えるようになり、昨年からはほとんどの船が網を載せている。

 昨年はいい値で買い取っていたが、今年は値が下がり昨年の半分程度になっているらしい。それでも1トン捕れれば20万円前後になるから、みんなほかの漁はやめてクラゲ漁に参入するわけだ。

 しかし、夜半に出たとして、下げ潮と上げ潮の2回網を入れると、終わるのは正午前後になる。しかも半日は強い日差しにさらされての作業で、かなりの重労働である。

(写真家・中尾勘悟=鹿島市)

=杵藤版・有明海点描=

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