ほんのり色づいた梅のみをちぎっていく子どもたち=伊万里市の藤ノ尾梅林

 伊万里市の藤ノ尾梅林で13日、牧島小(廣田弘一郎校長)の3年生12人が特産の梅の収穫に挑戦した。地元農家の女性グループの協力で、もぎたての梅を梅干しに加工する作業も体験し、地域への理解を深めた。

 子どもたちは歓声を上げて梅林に入り、ほんのりと色付いた実をちぎり袋いっぱいに詰め込んだ。今年は少雨で実の数は少ないが、病気や虫食いも少なかったため十分な量を収穫できた。

 JA伊万里の梅選果場では、選果機や梅干しを漬け込む巨大タンク、天日干しのハウスを見学。子どもたちも収穫した実のへたを取って塩をまぶし、シソの葉をもみこむ作業を楽しんだ。松尾太陽君(8)は「赤くなった後の梅干ししか知らなかったから面白かった。大変だったけどできあがりが楽しみ」と話していた。

 収穫・加工体験は、地域について学ぶ総合的な学習の一環。いまり梅加工研究会やJA女性部員が講師となり、来年3月までの全8回、梅干しの土用干しや梅を使った料理づくりなど多彩なカリキュラムが組まれている。

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