■県内非製造業の悪化目立つ

 佐賀財務事務所が13日発表した佐賀県の4~6月期の法人企業景気予測調査によると、全産業の景況判断指数(BSI)はマイナス2・0で3期ぶりにマイナスに転じた。前期から3・0ポイント悪化し、非製造の下降が目立つ結果となった。

 製造業はスマートフォンの需要増などで非鉄金属が伸び、前期から2・0ポイント改善してマイナス2・4だった。一方、非製造業は新車販売が落ち着いた影響で、6・9ポイント減のマイナス1・7だった。

 規模別では、大企業が前期のゼロから20・0と大幅に改善。中小企業はマイナス5・9と悪化し、明暗が分かれた。

 先行きのBSI(全産業)は7~9月が1・0、10~12月が3・0。17年度の売上高は前年同期比4・8%の増収、経常利益も4・8%の増益、設備投資は7・5%の増加を見込む。従業員数は製造業を中心に不足感が続いている。

 同事務所の樋口光雄所長は「景況判断は下降に転じたが、小幅にとどまっている。雇用環境も改善され、緩やかな回復基調が続いていくだろう」と分析した。

 BSIは、自社の業況や見通しについて「上昇」の回答から「下降」の回答を差し引いた景気判断指数。

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