内閣改造で就任した山本有二農相(64)は3日夜の記者会見で、国営諫早湾干拓事業の開門を巡る問題に関し、「国会が始まる前に現地を訪れたいと思っている」と述べ、9月召集の臨時国会前に、佐賀や長崎両県を訪問する考えを示した。

 開門を巡る訴訟の和解協議で国は開門に代わる有明海再生策として基金創設を提案している。山本氏はこうした状況に「複数の訴訟があって裁判所もなかなか苦労されているようだ」と感想を述べた。基金案については「(長崎県側から)関心を寄せてもらっているという認識だ。この基金でできることが明らかになっていけば、納得する漁業者も多くいると想像する」との考えを示した。

 歴代の農相も就任後、佐賀、長崎両県を訪れ、開門派の漁業者や開門反対派の営農者らと会談している。

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