九州大会と全国大会へ出場する県選抜チームの選手ら=嬉野市の吉田中(提供)

 野球を愛する県内の女子中学生を集めた選抜チームが今月、九州や全国の大会に挑戦する。県内各地の12校に通う22人は合同練習も一苦労だが、明るさと仲の良さでいずれも初戦突破を目指す。

 大会は16、17日に熊本である「第7回全日本女子(小・中学生)軟式野球九州大会・第6回ろうきん杯」と、京都で25~29日に開かれる「第2回全日本中学女子軟式野球大会」。いずれも、中学野球部の女子部員らが全力で野球を楽しめる数少ない場となっている。

 出場のために結成された県選抜チームは5月から2週に1回、8月以降は毎週、合同練習に取り組んできた。全員経験者ではあるが、普段は陸上部やソフトボール部など野球部以外に所属していたり、本来とは違うポジションを担う選手も含まれる。

 主将を務める藤田優美さん(14)も、本来は右翼手だが守備の要である捕手に抜てきされた。普段は違う学校のメンバーをまとめるため、全員に満遍なく声を掛ける。「普段のチームによって違うプレースタイルを共有するのが難しい。でもどちらの大会でもまず初戦突破したい」と闘志を燃やす。緒方将大監督=昭栄中=は「選手たちは小学校の頃からの知り合いだったりして仲が良く、男子の中でもまれてきて元気。一戦一戦、力を出してくれたら」と見守る。

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