女子決勝・大和中A-平戸中部中 大将戦で大和中Aの古川寛華(左)がメンを奪う=県総合体育館(撮影・中島克彦)

 第39回大麻旗争奪剣道大会第1日は11日、佐賀市の県総合体育館で中学生大会があり、女子は大和中A(佐賀市)、男子は高田中A(福岡)がそれぞれ初の頂点に立った。

 中学生大会には男子141、女子82の223チームが出場。女子決勝は昨夏の全国大会で準優勝した大和中Aが平戸中部中(長崎)を2-0で下した。県外勢の顔合わせとなった男子決勝は高田中Aが杵築中A(大分)を2-1で退けた。

 県勢はほかに、女子の神埼中(神埼市)、男子の三瀬中A(佐賀市)が3位入賞した。

 第2日は12日、同体育館で小学生大会があり、151チームが頂点を争う。

■ハイライト 中堅、副将で逃げ切る

 日本一を目指し、磨き続けた剣で九州のライバルたちを次々と打ち破った。女子団体は昨夏の全国大会で準優勝した大和中Aが初の頂点。持ち味の「攻め勝つ剣道」を貫き、7日後に迫った地元開催の全国大会に向けて弾みをつけた。

 準決勝の杵築中(大分)戦。2日前の九州大会決勝で敗れた相手を、積極果敢に攻め抜いた。次鋒井石優菜が鮮やかなドウを決めてリードを奪うと、この日オーダーを入れ替えて臨んだ中堅重岡凜咲、副将山口帆波が手数多く攻め抜いて引き分け。

 「思い切って自分の技を出せば必ず決まるから」と添田貴之監督に送り出された大将古川寛華は、九州大会で敗れた相手大将から鋭いメンを2本奪い、見事にリベンジを果たした。

 決勝も平戸中部中(長崎)に対して重岡、山口がきっちり役割を果たして先行。添田監督は「逃げ切りや、つないで大将勝負など、どんなパターンにも対応できるチームになった」とうなずいた。

 昨夏の全国大会決勝は燕(新潟)にわずか1本及ばず惜敗した。「わずかな差を埋めるために1年間、必死に頑張ってきた。あとはやるだけ」と古川主将。優勝旗を手にしても満面の笑みは見せず、集大成の舞台を見つめた。

▽女子決勝

大和中A 2-0 平戸中部中

 立 花  -  川 村

 井 石  -  西 川

○重 岡 コ-  前 川

○山 口ドメ-メ 塚 本

 古 川 メ-メ  林 

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