第1回クールジャパン・マッチングアワードで準グランプリを受賞し、喜びを語る佐賀県の志岐宣幸産業労働部理事=東京都の虎ノ門ヒルズ

 日本の魅力を海外に発信する「クールジャパン」の異業種連携プロジェクトのコンテストで、有田焼創業400年にちなんだ佐賀県とオランダの産業交流の取り組みが16日、準グランプリに選ばれた。歌舞伎やアニメなど大手エンターテインメント業界が参加する中での異色の受賞となった。

 政府は、アニメなどのコンテンツと異業種の連携による商品開発を支援している。この日は、優良事例を表彰する第1回目の「マッチングアワード」が東京・虎ノ門で開かれた。

 県は2013年にオランダ大使館と協定を締結。窯元と海外デザイナーがタッグを組む新ブランド「2016(ニーゼロイチロク)/」が誕生した。交流は観光やスポーツなどにも広がっている。

 夏野剛審査員長は「古伊万里はかつて欧州の高級磁器に大きな影響を与えた。その関係性を今に再現し、日本の芸術のすごさを再び世界に発信する試み」と審査員全員が高い評価だったことを明かした。

 トロフィーを受け取った県の志岐宣幸産業労働部理事は「自治体と大使館の珍しいコラボ。この交流をさらに広げ、佐賀ならではのクールジャパンと地方創生に取り組んでいきたい」と喜びを語った。

 グランプリには、松竹やパナソニックによる歌舞伎とテクノロジーを組み合わせたイベントが選ばれた。

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