ハンドベルで「ふるさと」を演奏する佐賀星生学園の生徒たち=佐賀市の夢館

 不登校の生徒を受け入れる佐賀市多布施の佐賀星生(ほっしょう)学園(加藤雅世子校長)の生徒18人が14日、同市北川副町の介護福祉施設の夢館(吉原眞紀子館長)のクリスマス会で楽器演奏やダンスを披露した。生徒はクリスマスにちなんだ格好で、150人の利用者らを楽しませた。

 はじめに生徒が学校を紹介し、3年の杉山美鈴さん(18)と2年の大竹祐輝さん(17)が「今まで私たちは助けてもらう側だったが、これからは社会の役に立ちたい。精いっぱい頑張るので楽しんでいただけたら」とあいさつした。

 サンタクロースの衣装を着た生徒たちは「上を向いて歩こう」をトーンチャイムで、「ふるさと」をハンドベルで演奏した。利用者らは口ずさみながら、ベルの音色を楽しんだ。利用者と生徒がベルを一緒に握って、一曲演奏する場面もあった。「ミッキーマウス・マーチ」の明るい曲調に合わせて生徒たちが笑顔でダンスを踊った。

 杉山さんは「卒業前に貴重な経験ができた。後輩に活動を広めていけたら」と継続に期待し、大竹さんは「人前に立つのが苦手だったけれど司会に手を挙げ、達成感とやりがいを味わえた。やってみないと分からないものですね」と笑顔で話した。

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