徒歩で日本一周をしている舩坂元貴さん(右)と再会を果たした川﨑健二さん=小城市牛津町

 徒歩で日本一周をしている若者が佐賀県に入り、小城市の川崎健二さん(66)の所に滞在している。2人はちょうど1年前、青森県の本州北端で知り合い、川崎さんも車で日本一周をしていて意気投合した。年の離れた友人同士、再会を喜び合っている。

 舩坂元貴さん(28)は2014年4月、地元の岐阜県から日本一周をスタートさせた。太平洋沿岸を北上し、15年8月に津軽半島北端の道の駅で川崎さんと出会った。

 川崎さんも当時、車で日本一周をしていた。元警察官で、「定年したらキャンピングカーで日本中を旅しよう」と妻と話していたが、在職中に妻は他界。約束を果たすため、7回忌を迎える前に73日間かけて軽ワゴン車で車中泊をしながら旅した。

 「佐賀を通ったら、うちに寄って」。川崎さんが声を掛け、今回の再会となった。

 舩坂さんは、東日本大震災や鬼怒川決壊、熊本地震の被災地を通過した際、そこにとどまりボランティアをしている。現在、3分の2を踏破。約20キロの荷を背負い、毎日30~40キロを歩いているが、連日の猛暑でさすがに疲労困憊(こんぱい)している。

 「疲れた体をゆっくり休めてもらい、佐賀のおいしいものをたくさん食べさせたい」と川崎さん。7日に友を送り出す。

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