展示されている“洋行帰り”の肥前狛犬。東京のキー局から取材を受けるなど注目の的になっている=多久市郷土資料館

 ○…盗難に遭いネットオークションで転売され、アメリカに渡りながらも無事故郷の佐賀に“帰還”した肥前狛犬が、多久市の郷土資料館で展示されている。

 ○…7月中旬の展示以来、資料館には「アメリカ帰りの狛犬を見たい」と来場者が相次ぎ、高さ約37センチの小さな石仏のかわいらしい独特の風貌を感慨深げに鑑賞していくという。

 ○…狛犬の数奇な運命が話題を呼び、東京のテレビ局や通信社からも取材が殺到。狛犬を管理する「肥前狛犬を学ぶ会」は地域の石仏を守る活動をしているが、「渡米で注目を浴び、『故郷に錦を飾る』ことになってしまった」と複雑な表情を見せる。

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