訪問販売をテーマにした創作劇を披露する佐賀星生学園の生徒たち=佐賀市の総合保健施設紀水苑東与賀

 佐賀市の佐賀星生学園(加藤雅世子校長)の生徒22人が12日、佐賀市の総合保健施設紀水苑東与賀を訪問した。生徒たちは悪質な訪問販売をテーマにした創作劇で施設利用者のお年寄りに注意を呼び掛けた。

 劇は水道局を名乗る2人が高齢者宅を訪問し、浄水器を購入させようとする。劇では利用者に○と×が書かれた札が渡され「購入するときは誰かに相談する」「相談電話は♯9110」などと進行役が言うと「○、○」と言いながら利用者が札を上げた。

 訪問は、同校の生徒が施設訪問した佐賀新聞の記事を見た紀水苑から依頼があり、生徒たちが快諾した。劇は訪問に合わせて生徒が創作し、昨年11月に同校廃材工作部が作ったシンクを生かそうと内容を考えた。おばあさん役を務めた3年生の小松みのりさん(18)は「利用者の方が笑顔で札を上げてくれて、うれしかった」と話した。この日は楽器の演奏とダンスの披露もあった。女性利用者(76)は「孫を見るような気持ち。また来てほしい」と顔をほころばせた。

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