「ゆっくりして」と被災者を歓迎する小池会長(右)=佐賀市富士町

 古湯温泉旅館組合は5日、記録的豪雨で被災した朝倉市杷木町の住民を古湯温泉に招待した。仮設住宅に住んでいる住民らが古湯温泉街を訪れ、日頃の疲れを癒やした。

 同組合は朝倉市にある原鶴温泉旅館組合と親交がある。被災地復興支援の一環で、温泉で気分転換をしてもらおうと同組合が主催した。この日は温泉宿「鶴霊泉」などの温泉に入ったり、昼食を食べてリフレッシュした。

 旅館組合長を務める小池英俊さんは「今後、手助けできることがあれば協力していきたい。ゆっくりしてください」と歓迎。住民らは「流木や砂が家に入ってきた」「自分のところに被害が出るとは思わなかった」などと被災の状況を話していた。

 築150年の木造一軒家を失った伊藤千恵さん(82)は「水が一気に流れてきて、荷物を取り出す余裕もなかった」と当時を振り返る。それでも「古湯温泉はぬるめのお湯で気持ちよかった。旅気分を味わえて気分転換になった」と満足した様子だった。

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