講演したコートヤードの新田美砂子社長=佐賀市の県立美術館ホール

 食育推進をテーマとする交流会が佐賀市の県立美術館ホールで開かれた。地域資源を生かしたメニュー開発などを支援する「コートヤード」の新田美砂子社長が講演し、管理栄養士や学校関係者、農業関係者ら約160人が「共感」を大事にした食育活動について学んだ。

 新田さんは、映画を見て共感した人がSNS(会員制交流サイト)で発信し、ヒットした映画「この世界の片隅に」を例に「食育を広めるにも共感が必要。共感には人を動かす力がある」と強調。「共感した周りの人たちを巻き込んで、長く続く活動を」と呼び掛けた。

 参加した高峰中学校(唐津市)の白石知佳教諭(36)は「周りの人を巻き込んで活動することが必要だと感じた。どのような方法でどのようなチームを作りたいか考えながら聞いた」と話していた。

 会場には大学や企業がブースを出して活動を紹介。西九州大学がヒシを使って開発した「ひしぼうろ」や栄養士OBと県味噌醤油醸造協同組合が共同開発した食塩不使用の「元気だし」などが展示された。

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