4月から毎月第3日曜に子ども佐賀新聞のコラム「生と性と死」を担当しているお坊さん“ふるじゅん”こと、浄土真宗僧侶の古川潤哉さん(伊万里市、日本思春期学会理事)。思春期に悩む子どもたちにより多くの関心を寄せてもらおうと、掲載日に合わせて本欄で保護者向けコラムを紹介します。初回(18日付)を前に、古川さんに企画への思いを語ってもらいました。

 「ホスピス、緩和ケアへの関わりから思春期・若者の性に関する悩みにも接するようになり、県内外の学校で、性教育の講演などを行っています。思春期の子どもたちは多くの悩みを抱えていますが、一部にはうまく対応できずに苦しんでいる子もいます。『生と性と死』では、そんな生きづらさを感じる子どもたちへメッセージを送っています。

 4、5月は、学校に行けない子どもたちのことなどを取り上げてきました。学校は『楽しい』と感じなければならないのか? 友達は100人つくらなければならないのか? 元気に走り回るのが好きな子もいれば、静かに過ごしたい子もいるはず。しかし、私たち大人は『子どもは仲良く元気よく』と一様に押し付けていないでしょうか。

 『あるべき姿』を押し付け、行き場を失う子どもがいるのも事実です。ほとんどの子が大丈夫でも、そうではない少数の子どもがいることを気に掛けられる社会であってほしいと願います。

 明日は『性』を題材にしたコラムを紹介します。一緒に性の課題を考える機会になれば幸いです」

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