剣道範士八段で県剣道連盟副会長兼理事長の寺﨑〓朗さん

■強く美しい範士の試合を

 佐賀県剣道連盟副会長兼理事長を務める寺崎邦朗さん(69)=佐賀市=が10日、福岡市である全日本東西対抗剣道大会に大将として出場する。県内で史上3人目、25年ぶりに大将を任された寺崎さんは「正しく、強く、美しく。範士としての試合を見せたい」と気合い十分に話した。

 寺崎さんは全日本選手権大会に3度、全国の精鋭32人が選ばれる全日本選抜剣道八段優勝大会に8度出場。63歳で剣道界最高位の範士八段に。5月の全日本剣道演武大会では、勝負をつけない拝見試合を行い、高く評価された。

 東西対抗大会には5度目の出場だが、大将と指名を受けたとき、父親と初めて同大会を見に行った時を思い出したという。寺崎さんは当時中学3年生。「西軍大将は鬼の中倉と呼ばれ、その試合はよく覚えている」と感慨深げに話し、「次は自分がその立場で試合をする」と気を引き締めた。

 大会は年に一度、全日本剣道連盟から推薦を受けた男女80選手が東軍と西軍に分かれて対戦。大将は全国に約160人しかいない範士から選ばれる。県勢はほか、佐藤忠彦教士八段が出場する。9日に各軍で練習を行い、試合に臨む。

このエントリーをはてなブックマークに追加