台紙の色から版の素材まで、アイデアが光る版画が並ぶ会場=佐賀市の県立博物館

 県内の保育園と小中学校、特別支援学校16校の生徒ら625人の作品447点が並ぶ版画展が、佐賀市の県立博物館で開かれている。自由な発想で制作された作品が展示され、来場者の目を楽しませている。19日まで。

 多色刷りの木版画、網や段ボールを使って風合いを出した紙版画など、技法はさまざま。五町田小3年生の児童が制作した作品は「きょうぼうワニとボクシング」「ちょうちんあんこうと海に飛び出したよ」と夢のあるタイトルが並ぶ。兵庫小6年2組の39人は合作「時をこえて」で平和を願う強いメッセージを込めた。

 主催した「佐賀の絵の会」会長の牟田常文さん(62)は「版画はなかなか思い通りにならない表現手法だが、偶然に成り立った表現の面白さも楽しんでほしい」と話す。

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