製造した金型をもとに作られた部品を示し、自社の紹介をする青年工業会のメンバーら=佐賀市の佐賀学園高校

 佐賀青年工業会が、佐賀市の佐賀学園高校で1年生の生徒ら約230人とものづくり企業の魅力をめぐり意見交換会を開いた。同会に所属する製造会社や鉄工所など7社の経営者や後継者が、映像や製品を示して自社を紹介し、生徒らの質問に答えて製造業の楽しさを伝えた。

 工業会のメンバーは、自社で開発するシステムや製造する金型などを紹介。太平プレテック(佐賀市大和町)の野口慎平さん(26)は仕事の魅力について「汗水垂らして働く大人はかっこいい」と笑顔で話した。生徒からの「どんな人材を求めるか」という質問に、メンバーらは「失敗をバネにできる人」「自分の意見があり、それを行動に移せる人」などと答えていた。

 会を発案した同校卒業生の小吉プレス工業(神埼市)代表・小宮光則さん(50)は「佐賀の製造業の良さを伝えて、都心への人材流出や雇用のミスマッチを防ぎたい」と話す。製造業のイメージや会社へ期待することなどを生徒に聞く事前アンケートも行い、期待することで一番多いのは「休日の確保」、次に「人間関係」だった。

 同校情報処理科1年の一ノ瀬裕太さんは「進路はまだ決めていない。今日の話が将来どこかで役立てば」と話していた。

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