16日午前8時半ごろ、佐賀市の佐賀駅前交番に男が訪ねてきた。道を尋ねたいのか、落とし物を届けにきたのか。警察官が「どうされました?」と声をかけると、男は一言、「強盗をしてしまいそうです」。

 差し出したリュックサックの中には、刃渡り17センチの包丁が入っていた。佐賀北署は銃刀法違反の疑いで、住所不定、無職の男(32)を現行犯逮捕。所持金が乏しくなり、強盗をしようと考えたらしい。

 男は「強盗はよくないと思い直し、交番に行った」と供述しているという。署の幹部の受け止め方は複雑だ。「強盗をしようとしたことは褒められたことじゃない。でも、被害を出す前に思いとどまってよかった」

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