上峰町防災行政無線の開局式であいさつする武広勇平町長=上峰町役場

 上峰町の防災行政無線の本格運用が本年度から始まり、19日に町役場で開局式があった。行政関係者や区長ら約50人が参加し、有事に備えた町内の情報伝達体制が整った事を歓迎した。

 町防災行政無線は町役場に親局を置き、町内26カ所に屋外拡声子局を配置した。災害に関する情報や気象警報、避難情報、J-ALERT(全国瞬時警報システム)の内容を伝えるほか、メール配信サービスも運用する。日ごろは町の広報や時報にも用いる。総事業費は2億1867万円で、防衛省の補助事業を活用した。

 開局式では九州防衛局の遠原隆広周辺環境整備課長が「目達原駐屯地ではヘリコプター部隊が活動しており、その訓練では近隣住民に心配や負担をかけている。町の防災活動に貢献できるのは喜び」と述べた。

 武広勇平町長は「北朝鮮のミサイル発射など周辺環境が緊張する中、情報伝達の備えができたのは意義深い。時間はかかったが、これで住民に安心安全を届けることができる」と話した。

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