小中学生が一緒に2学期の取り組みについて話し合った「こども会議」=鳥栖市役所西別館

■人権劇や集会で成果

 鳥栖市内の各小中学校の代表が集まり、「なくそう いじめ」と題した「こども会議」を4日、市役所西別館で開いた。いじめをなくすための活動を発表し合い、2学期以降に中学校区ごとに取り組む内容を決定。あいさつ運動の展開などで「鳥栖市をいじめのないまちにしよう」と確認し合った。

 4年前、市内の中学校で深刻ないじめが発覚したことを受けて市教委が企画、ことしで4回目。他校の取り組みを学び、今後の活動に生かそうと市立全12校の生徒会・児童会役員24人が集まった。

 天野昌明教育長は「それぞれの違いを認めて、相手の痛みを感じて行う自主的活動が一番大切だと思う。いじめを許さない学級づくりを」とあいさつした。

 鳥栖中は、クラスの友達に「ありがとう」を伝えるカードを作成して廊下に掲示したところ、友達の長所を見つけ「認め合うことに役立った」と報告。田代中は小さな「からかい」が大変なことになってしまったという人権劇を上演し、基里中は毎月第2火曜日に開く「いじめいのち集会」などを紹介した。鳥栖西中は毎月、いじめや命に関わる資料を帰りの会の時に全校放送しており、感想を書く活動などを通して「いじめや人権について考えることが定着してきた」と成果を挙げた。

 この後、中学校区ごとに小中一貫で取り組む2学期の活動を話し合い、「あいさつ運動」「10月をいじめを考える月に」などの決定事項をボードに書いて小学生たちが発表した。会議を終えて子どもたちは「こども会議を通していじめがなくなれば」と感想を話していた。

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