「まだ知られていない佐賀の価値を届ける」サガリッチの編集長を務める山口賢人さん(右)=佐賀市駅前中央

 佐賀の魅力を独自の目線で発信するウェブマガジン「サガリッチ」が創刊された。女性モデルを起用して県内おすすめのグルメやスポットなどを“おしゃれ”に発信するほか、佐賀にこだわる次世代の人を紹介するなど若い世代の地元への関心回帰を促す企画に力を注ぐ。

 編集長の山口賢人さん(28)は、鹿島市出身で、鹿島高校を卒業後、東京の大学に進学、学生時代にはイギリスの大学に留学しファッションビジネスを学んだ。証券会社やアパレル会社の営業職を経て佐賀県に戻ってきたのは2014年。「自分の経験と感覚を生かして佐賀を内外に積極的にPRしたい」とウェブマガジン創刊を思い立った。

 編集スタッフ4人、女性モデル15人で、毎月25日にウェブサイト上で公開。女性モデルを起用してデートやドライブなどシーンに応じた企画を考え、写真をふんだんに添える。

 山口さんは、若い世代が地元を離れている現状にも注目。県内のアパレル店とコラボレーションしたファッション企画や地元モデル愛用の美容品紹介など若者の関心を地元に誘導する企画にも腐心する。

 東京や海外での生活を経て佐賀に戻った山口さんは「佐賀には他の地域と違って地元を盛り上げたいという志の高い人が多いと感じる」という。そこで佐賀から世界を目指す人などに焦点を当てた特集も盛り込み、佐賀に力を尽くす人に光を当てていく。

 若者に浸透するフェイスブックやインスタグラムなどSNS(会員制交流サイト)を活用、4月に開設したフェイスブックアカウントは約2カ月で約3000いいね!まで伸びている。

 山口さんは「単なるウェブ上のマガジンではなく、地域の人や企業と協力してイベントを企画し、佐賀に面白い仕掛けを生み出したい」と描く理想は大きい。「サガリッチ」で検索するとアクセスできる。

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