前職の生活環境課長では、少年による県立高校への不正アクセス事件など主にサイバー犯罪に直面した。ネット空間という異質な現場に「警察官の業務が、着実に変化しているのに目を背けてはいけない」と引き締めた表情で語る。

 唐津市出身。1981年に高校卒業後、警察官の拝命を受けた。主に刑事、生活安全分野で捜査に当たった。生活安全課の特捜時代、2000年の医師による児童買春事件では、県内はもとより九州一円、関東などの被害現場に足を運び、粘り強く証拠を積み重ねた。

 小城への赴任は、96年の晴田交番勤務以来となる。「懐かしい。歴史と文化に彩られた町並みが美しい」としながらも、5年連続の人身事故全国ワーストワンや底が見えない偽電話詐欺などに目を光らせ「住民の体感治安を高めたい」と意気込み、「恕(じょ)」の精神を胸中に秘める。

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