稲田朋美防衛相

 -安全保障関連法への国民理解は進んでいるか。新任務の訓練開始の時期は。

 「平和安全法制の必要性をしっかり説明したい。憲法に違反したものではなく、立憲主義を壊すものでもない。自衛隊が与えられた任務を的確に遂行しうる万全の態勢を整える」

 -米軍普天間飛行場の沖縄県名護市辺野古への移設に対する考え方は。

 「米軍の抑止力を維持しながら、普天間の危険性を一刻も早く除去するための唯一の解決策だ。政府の取り組みに理解が得られるように粘り強く取り組む。(沖縄訪問の)必要がある」

 -中国、韓国のメディアは「右翼政治家」などと報じている。

 「東アジア、太平洋地域の平和と安定には、中国や韓国との協力的関係を築くことが不可欠だ。交流や話し合いの場を自分から設けたい。議論することで誤解も払拭(ふっしょく)されていくのではないか」

 -日中防衛当局間の「海上連絡メカニズム」の運用開始の見通しは。

 「東シナ海における中国の活動の急速な活発化を踏まえ、早期の運用開始が重要だ。機会があれば訪中したい」

 -先の大戦は侵略戦争か。

 「安倍晋三首相の戦後70年談話の認識と一致している。歴史認識に関する政府の見解は、首相と官房長官に聞いてほしい。個人的な見解を答える立場にない。侵略か侵略でないかは評価の問題だ。一概に言えない」

 -南京事件での殺害人数には諸説ある。

 「象徴的な事件である『百人斬り』はなかったと思っている。30万人、40万人という数が指摘されている。数がどうだったかは重要だ」【共同】

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