岩手県陸前高田市で、震災遺構として残る道の駅から町並みを視察する今村復興相(中央)=6日午後

 今村雅弘復興相は6日、就任後初めて岩手県を訪れて達増拓也知事と県庁で会談し「東日本大震災からの復興をさらに加速化させるよう、現場主義で頑張りたい」と述べた。達増氏は「復興予算の確実な確保をお願いしたい」と注文した。

 達増氏は県内でいまだに1万8千人が仮設住宅で暮らす実態を説明し、雇用確保や住宅再建が重要になっていると指摘。「復興の段階に応じて状況が変わるので、被災者に寄り添った対応をお願いしたい」と話した。今村氏は「(震災前よりも)立派な町になるよう復興させていきたい」と述べた。

 今村氏はこの後、津波で被災した岩手県の沿岸部を視察。大船渡市で記者団の取材に対し「今の仕組みでうまくいっているのか。もう少しこうしてほしいという話も(現場には)あると思う」と述べ、被災者や自治体の声を施策に反映させていく考えを示した。

 「なりわいを再生し、若い人が戻ってくる職場づくりに重点を置きたい」として、産業再生や雇用回復に力を入れる考えも強調した。【共同】

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