「膝をつき合わせて語り合い、市民の意見を集約することが健全な市政につながる。議会が一体となって取り組むことがより一層深みを増す」。初めて務める大役だが、議会報告会開催など、今年3月に制定された議会基本条例の実践にも意欲を見せる。

 市議として4期目。当選前から地元の波多津町でまちづくりに携わり、住民と共に汗を流してきた。中学卒業後、農業の傍ら土木作業で生計を立て、父から引き継いだ肥育牛は40頭から160頭に増やし、人気料理バラエティー番組の特選素材にも選ばれた。「学はなかけど、体を張って人と付き合ってきた。まだ足りんかも知れんけど」。その言葉に現場たたき上げの自負がにじむ。

 直面する課題に、高齢者の交通手段を挙げる。市内各地でコミュニティーバスが運行されているが、運行費用や人員の確保など持続可能な地域運営のあり方を模索する。「市議会議員は最も市民に近い存在。市民の皆さんも意見や提案をどんどんしてほしい」と話す。

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