医療、教育関係者約300人が参加した「第39回性教育指導セミナー全国大会」=佐賀市のアバンセ

 性教育の普及や充実を目指す「第39回性教育指導セミナー全国大会」が7月31日、佐賀市のアバンセであった。医療、学校関係者ら県内外の約300人が、ワークショップや講演などを通して性教育の在り方について研さんを積んだ。

 佐賀県DV総合対策センターの原健一所長が、2012年7月から始まった性暴力救援センター(さがmirai)での性暴力被害者の医療的、精神的支援などの取り組みを紹介。好生館産婦人科の安永牧生・婦人科部長は被害者の匿名化、診療費用無償化など同センターの特徴を挙げた。

 また、僧侶の立場から性教育に取り組む伊万里市の古川潤哉さんの講演では「生と性と死」をテーマにした中学生への授業内容を紹介した。シンポジウムでは青森県や東京都での性教育実践例も報告された。

 大会は日本産婦人科医会が主催。佐賀では初の開催となり、担当した県産婦人科医会の田中博志会長は「性教育への理解を広めることで、少子化対策や子育て環境向上へつなげたい」と話した。

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