正しい子どもの靴選びを説いた早稲田大人間科学学術院の吉村眞由美招聘研究員=佐賀市の楊柳亭

 子どもの足や靴に関する正しい指導を目指す「足育」に関する研修会が10日、佐賀市の楊柳亭であった。早稲田大人間科学学術院の吉村眞由美招聘研究員(54)を講師に迎え、諸外国との比較などを通して子どもの発育にいい靴選びのポイントを解説した。

 吉村さんは調査データを基に「小学生低学年の約3割、高学年の約4割が足にトラブルを抱えている」と報告。適正なサイズより0・5~1センチ大きな靴を履いて、足の骨が屈曲変形した事例を示し、「成長を見越して大きなサイズを履かせる親の“もったいない”という価値観が子どもに負担をかけている」と話した。

 子どもの靴選びにおいて先進的なドイツの事例を示し、「靴は親が機能性を重視して選んでいる。子どもが喜びそうなアニメの描かれた物を手に取ったりはしない」などと指摘した。

 研修会は日本学校体育研究連合会とJES日本教育シューズ協議会が主催し、県内の教育関係者など約100人が聴講した。

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