道具の使い方を教えてもらい、ろくろで茶わんを作る参加者=有田町泉山のろくろ座

 有田町内の小中学生18人が、夏休みを使って焼き物作りに挑戦している。ろくろや下絵付け、上絵付けの工程を、町内の伝統工芸士らが指導。世界に一つの有田焼を作り上げる。

 有田焼創業400年を記念し、同町生涯学習課と日本磁器誕生・有田焼創業400年事業実行委員会が、有田焼の歴史や高い技術を子どもたちに伝えようと開いた。

 4日は同町泉山のろくろ座で、ろくろを体験。現代の名工でろくろの伝統工芸士の矢鋪(やしき)與左衛門(よざえもん)さんらが、手の動かし方や道具の使い方を丁寧に教えた。子どもたちは矢鋪さんらに手伝ってもらい、茶わんを二つずつ作り上げた。

 参加した藤田明香里さん(大山小6年)は「力の入れ加減が難しかった。茶わんの形になったときはうれしかった」と話した。

 今後、絵付けなどを行い、月末に完成させる。作品は10月から始まる有田まちなかフェスティバルで展示する。

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