会見で、オスプレイ配備計画などの質問に答える山口祥義知事=佐賀県庁

最終報告案の方向性を確認し、3年の調査を終了する市議会のオスプレイ特別委員会=佐賀市議会

 佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画について、佐賀県の山口祥義知事は6日の定例会見で、国からの説明内容をチェックする機関の設置に否定的な見方を示した。

 -国の説明をうのみにするのではなく県としてチェック機関をつくる考えはないのか。

 知事 チェック機関といってもそこまで責任を持てるようなものがつくれるのかどうかという問題がある。ただ事故原因については多くの皆さんの関心事でもあるし、さまざまな識者もいる。多くの皆さんが、今回何らか出されたものに対してどう考えるのかということについてしっかりチェックしたい。

 -漁業者と国をつなぐ作業について、今の進ちょく状況は。

 知事 さまざまなパイプだとか、いろんな方々を通していろんなレベルでやっている途中。漁業者の切実な思いについて項目的には分かってきた。原点にあるのは国への不信感とか、いざという時(補償や対応は)どうなんだとか。本当に長期的に有明海を見てもらえるのか、それに国がどう向かい合っていくのか、といったところがポイントになると思う。ある程度の段階でこういうような状況ですということは、できるだけ示したい。

 -ノリ漁期のさなかに(諾否に関する)話を進めるということはあるのか。

 知事 そこは見通せない。これから県議会もあるし、県議会の皆さんがどう考えるのか。漁業者との問題もあるし、安全性の問題もある。結論ありきでもスケジュール感ありきでもないので、一つ一つの状況に応じた対応をとっていくことだと思う。

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