嘉瀬川水系の取水制限を受け、会合で情報を共有する出席者=佐賀県庁

 嘉瀬川ダム(佐賀市富士町)の貯水量が減り取水制限が実施されるのを受け、佐賀県は6日、渇水対策連絡会を開いた。関係部署の課長が出席し、生活や農業に影響は出ていないものの、深刻な事態を想定して対応する方針を確認した。

 ダムの貯水率は27・0%(6日現在)で、過去最低を更新し続けている。

 会合では「最悪の状況も踏まえて情報収集をする必要がある」「水がたまらないと、稲作は今年は乗り越えられても来年が心配」という意見が出た。

 連絡会の会合は、貯水率が40%を下回った段階に続き2回目。会長の山崎日出男県土整備部長は「雨の見通しは厳しく、県民生活への影響を最小限に抑えられるように状況を把握し、必要な対応を検討したい」と述べた。

 利水者や関係機関は、水道用水や農業用水の取水を7日から10~30%制限することを決めている。県や佐賀市の要請も踏まえ、嘉瀬川の環境維持などを目的とする「不特定用水」へのダムからの補給量も30%減量する。

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