インターンシップでミャンマーから基山町役場に訪れているスー・テンギ・レッさん=基山町役場

■「佐賀の地、盛り上げたい」外国人視点で施策提案へ

 ミャンマー出身で法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科1年のスー・テンギ・レッさん(23)が基山町役場でインターンシップに臨んでいる。佐賀は高校時代にホームステイして以来2度目。「日本との初めての出会いの場である佐賀の地を盛り上げるために、少しでも力になりたい」と話し、外国人の視点から観光客向けの施策も提案する。

 同大学院のMBA(経営学修士)コースの一環で、滞在期間は1月20日から2月24日までの5週間。役場そばにある東明館の寮で生活しながら地元企業や小中学校などを訪れ、町職員の仕事を体験している。

 スーさんは16歳の時に留学を支援する国際団体「AFS」のプログラムを利用して10カ月間、小城市牛津町にホームステイし多久高校に通った。「東京にはない心の温かさがあった。日本のお父さん、お母さんとは今でもずっと連絡し合っている」と笑顔を見せる。

 インターンシップの受け入れ先は北海道や福島県など海外でも“名が通った”土地もあったが、「ゼロから始めるより、1ぐらいは知っている土地がいい」と迷わず佐賀を選んだという。

 基山町については「基肄(きい)城や大興善寺など魅力的な観光スポットがある」と評価する一方、「泊まる場所がなく、滞在時間が短いのが問題点。期間も限定的」と分析。「時間は限られているが、魅力的なプランを作りたい」と第2のふるさと佐賀のために力を惜しまないつもりだ。

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