日産自動車の電気自動車「リーフ」の新型モデルについて説明する西川広人社長=6日午前、千葉市の幕張メッセ

■1回充電で400キロ走行   

 日産自動車は6日、電気自動車(EV)「リーフ」の新型モデルを10月2日に国内で発売すると発表した。1回の充電で走行できる距離を400キロに延ばすなどEVの弱点の克服に力を注ぎ、使い勝手を向上させた。加速といった走行性能も進化させ、普及拡大を狙う。希望小売価格は315万360円から。国の購入補助金を40万円受けることができる。

 EVを巡っては、米テスラが販売を伸ばしているほか、トヨタ自動車やホンダも開発を急いでいる。先行する日産の新型車投入で主導権争いが激化しそうだ。

 日産は2010年に初代リーフを発売し、今回が初の全面改良となる。大容量のリチウムイオン電池を搭載し、1回の充電で現行モデルの約1・4倍となる400キロを走行できる。急速充電器を使えば40分で容量の80%まで充電が可能だ。

 ミニバン「セレナ」などで使っている高速道路の同一車線での自動運転機能を搭載したモデルも用意する。EVの強みである加速性能を一段と向上させた。

 6日に千葉市の幕張メッセで新型リーフを公開した。西川広人社長は「今後の日産の中核となる車だ」と性能やデザインに自信を見せ、報道陣のインタビューに「初代は象徴的な意味があったが、今回は売っていくことが鍵になる」と強調した。

 国内の販売目標は改良前の実績の3倍となる月3千台。国内で販売する車両は追浜工場(神奈川県横須賀市)で生産する。米国、欧州では来年1月に売り出す予定だ。【共同】

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