たすきを握り締め、中継所を目指す西松浦郡の岩永義次=4区

 満身創痍(そうい)の56歳のベテランが、5年連続最下位のチームにお手本となる走りをみせた。監督兼選手として5年ぶりに出場した西松浦郡の岩永義次(あすなろの里)は4区で18分4秒と好タイムをマーク、区間5位と気を吐いた。

 5年前は1区を走り、レース翌日に激しい足の痛みを覚えた。それ以来の出場で「元々走る予定はなかったが、チームのために少し無理をした」と岩永。足に不安を抱えながらだったが、「無我夢中で前の選手を追った」と2人を追い抜いた。

 本格的に練習を始めたのは昨年12月ごろにもかかわらずの力走に、岩永は「この年齢でもまだ走れる。チームはもちろん、ベテラン選手の励みにもなれば」。至上命題の最下位脱出へ、チームを鼓舞する。

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