区間賞の走りを見せた佐賀市の吉岡幸輝(右)=2区

 実力ある若手がそろった初日前半最長の2区(12キロ)を制したのは、佐賀市の吉岡幸輝(順天堂大)。大学の高いレベルの中で培った「粘り」が光り、デッドヒートの末に小城市の堤渉(ひらまつ病院)をわずか1秒上回って3年ぶりの区間賞を獲得した。

 5日前に千葉でハーフマラソンを走ったばかり。その疲労が癒えておらず、2位と2秒差でたすきを受けて「一気に離そう」と思ったものの、「自分でリズムをつかめず、逆に引っ張ってもらった」という。それでも「高校時代に比べて伸びた」という粘りとタフさで、抜きつ抜かれつのレースを制した。

 白石高から順天堂大学に進学、1日50キロの走り込みや体幹の補強でぶれないフォームづくりに励む。今年1月の箱根駅伝には往路4区での出走予定だったが、エントリー変更によって夢舞台は持ち越されていた。

 その悔しさから立て直しての区間賞だったが、「思うような走りではなかった」と自らに厳しい。「どんな順位で来ても、前だけを見て走る。目標は区間賞」。小城市との差を詰めるべく、第2日、14区を走る。

=この日の顔=

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